こんにちは、工務の松葉です。
今週のお休みに香川県の直島と豊島に
芸術鑑賞に行ってきました\(^^)/
1日目は直島で宿泊して、美術館やあちこちにある屋外作品を見て回りました。
中でも私がとても好きな作品がこちら!
三島喜美代さんという彫刻家の「もうひとつの再生2005-N」という作品です。
横に並んだ私と比べて頂くとサイズ感がわかると思います。。。巨大なゴミ箱です。
大きな鉄製のゴミ箱に入っているスーパーのチラシや新聞などは、お隣の豊島で不法投棄された
産業廃棄物から出るスラグを使って作られたそうです。
「私たちの生活が、大量の情報と廃棄物に溢れている」ということを表現してあります。
直島には産業廃棄物の中間処理施設があり、現代アートの美術館もあるので
環境問題に取り組み、アートに触れる場所である直島にふさわしい作品です。
直島に行かれた方には是非見に行って頂きたいです(^-^)
2日目の豊島はレンタサイクルに乗って島を散策しました。
お天気が心配でしたが、メインの豊島美術館になんとか到着!
建物の設計を西沢立衛さん、アートを内藤礼さんという方が手がけています。
長い遊歩道があり、小高い丘の上を一周すると入口が現れます。
豊島美術館は一般的な美術館のように、いろんな作品を展示しているのではなく
ひとつの大きな空間にひとつの作品が展示、というより…
美術館全体がひとつの作品になっていて、今まで体験したことのないアートを体験することができます。
中は写真を撮ることが出来ないので、インターネットで拾った写真を引用させていただきますと…笑
天井には2つの大きな穴が開いていて、ガラスも入っていません。
光、風、雨、虫や落ち葉なども入ってきます。
床は撥水加工されたコンクリートで、いくつも小さい穴が開いていて水が湧き出てきます。
その湧いてきた水が玉になって、床の僅かな傾斜によって流れ出して他の水滴と合体します。
その光景は本当に不思議で、いくら見ていても飽きません。
豊島美術館は四季、時間によって見え方が全然違います。
言葉にするのがなかなか難しいですが、本当に感動しました。今まで行ったどの美術館よりも衝撃的でした。
別の建物で、ミュージアムカフェもあります。この空間もとっても素敵でした!
美術館のそばの棚田で採れたお米と、オリーブの佃煮を使ったオリーブライスがとても美味しかったです(^p^)
最後実はお天気にやられましたが(西日本で記録的豪雨だったとか…)
とても思い出に残るいい旅行になりました。
今年は瀬戸内芸術祭もやっているので、是非皆さんも瀬戸内のアートに触れに行ってみてください(^-^)
京都府宇治市広野町西裏38−3
0774-41-7000
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