平安時代初期から行われているという上棟式は、カタチが変わりながらも、今でも脈々と受け継がれている儀式です。
現在では基本的に、棟木を棟に上げる際に行われる儀式となっており、
本日は、その上棟式をむかえたT様の様子をご紹介させていただきます。
神主様をよんで上棟式を行うことはほとんどなくなり、
穂高住販でも大抵の場合、現場監督が司会をして式を進めていきます。
↑幣串を置き、供物と米、塩、水、お祝いの清酒と御神酒などを供えます。
↑施主様の挨拶があり、この場に集まった現場監督はじめ、大工さんや営業スタッフ、工務部スタッフがお話をきいています。
↑四隅の柱に酒や塩、米などを撒いて、建物を清めます。
↑祭壇前で二礼二拍一礼などの儀式を行った後、施主様にお昼ごはんをご用意いただき、皆でいただきました。
上棟式は無事棟が上がったことを喜び、感謝、祈願する儀式ですが、
現在の上棟式は「儀式」というよりも施主様が職人さんをもてなす「お祝い」の意味が強くなっているといわれています。
穂高でも安全第一でいつも工事を進めていますが、この季節は台風の問題などもありますので、
こうした儀式があることで、よりいっそうスタッフ一同心が引き締まります。
T様、この度は誠にありがとうございました。完成にむけて尽力する所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。
京都府宇治市広野町西裏38−3
0774-41-7000
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