皆さん、こんにちは広告宣伝部の中橋です。
晴れ間が見えたかと思えば雨が降ったりと、天候がよく変わる時期ですが、
皆様お元気でしょうか。
さて、今日は7月上旬に中橋と工務部の西田さん、営業の鈴木さんと鞍馬寺に行ったときのことを書こうかと思います。
そもそも鞍馬寺に行こうと考えついたきっかけは、神社仏閣巡りが好き☆というのはもちろん、
「そう言えば行ってない!あんなに有名なのに!!」と共通の趣味通しの人間の間ではよくある会話がきっかけです。
半ば、「絶対行かなければ!」と使命感のようなものに燃え(中橋だけかも)、決行することになったわけです。
前置きが長くなりましたが、まぁ要するに’とにかく、めっちゃ行きたかった’から行ったということですね(笑)
それで、叡山電鉄出町柳駅で集合した3人は路線電車に揺られて、鞍馬寺に行くことになりました。
最寄駅の鞍馬駅には風鈴の涼やかな音がして、鞍馬寺に縁のある天狗のお面がつけられ、その時点で非日常的な雰囲気が漂っていました。
そして駅から歩いてすぐ、鞍馬寺の仁王門が見えてきました。
仁王門は俗界から鞍馬山の浄域への結界だそうです。門を潜る際は、邪な心を懺悔しないといけないだとか・・・
潜ったあとは、刺さるような太陽光線が落ち着き、ひんやりとした冷気が体を包みます・・・。
・・・それにしても、仁王門からすでに、本殿までの道のりの険しさを彷彿とさせいるのは気のせいでしょうか・・・・
とりあえず、行きは苦労してケーブルを使わず登ることを決断した3人は仁王門を潜り、本殿に向けて進みました。
階段を上り、急な坂道を登るとすぐに魔王之碑というものが、脇道にありました。
なかなか愛嬌のあるご尊顔をした龍の像があり、そこでじっくり眺めたあと由岐神社へ。
由岐神社は鞍馬の町の氏神様だそうです。拝殿は豊臣秀頼の再建で重要文化財。
見上げるほど大きな老杉は見ごたえがあります。
そして、ひたすら坂をよいせっよいせっと登り、山の中にはちょっと近代チックな見目のいのちという像を通りすぎ、
かの有名な九十九折参道へさしかかりました。
清少納言が『枕草子』で
「近うて遠きもの、くらまのつづらおりといふ道」
と評した鞍馬寺の表参道です。坂は急ではありませんが、
じわじわくる坂でこのあたりになると足が少し痺れて疲労が出てきました。
↓まだまだ元気な二人。清少納言の話をしながら各々上ります。
そして、ようやく中門にさしかかり、まだ漸く「半分か」とよくありそうな会話がなされた後、ずんずん進み・・・・・・・・・
(半分以降、色々見どころはあったのですが、そのあたりからは写真を撮る気力が縮みましたので撮影してません!
省略させていただきます!!)
そしてっ、ついに本殿に!!
軽く登山とはきいていましたが、本殿を見たときの達成感は登頂したときの登山とかわりなく・・・・
(立派な本殿が観られるので、もしかしたらそれ以上かもしれません)
↑こちらは山の稜線がみえる絶景箇所にある翔雲臺です。
平安京の擁護授福のため本尊が降臨した場所だそうです。板石は本殿金堂の後方より出土した経塚の蓋石。
↑狛犬ではなく鞍馬山は狛虎です。毘沙門天のお使いとされているからなんだそうです。
そも、鞍馬寺はどういうお寺なのかというと、約二億六千万年前に鞍馬山ができ、
宝亀元年(770年)、寺伝によれば、この年にかの有名な鑑真和上の高弟・鑑禎上人(がんていしょうにん)によって毘沙門天を安置したのがはじまりなんだそうです。
源義経が修行した山というのも著名ですよね。
本殿では、参拝したあと、おみくじを引きしばらく満喫した後、さらに奥に進み、霊宝殿の鞍馬山博物館へ。
鞍馬博物館には仏像奉安室があり、国宝「毘沙門天三尊像」、重要文化財「聖観音像」が並び圧巻でした。
その後、さらに奥に進む耐力もつきたため、折り返して、戻ることになりました。
もちろん、降りる際はケーブルでっ
あんなに大変だった道中が、あっという間に仁王門近くの普明殿へ行くことができます。
嬉しいやら何だか複雑な気持ちになるケーブル・・・・
そして仁王門を再度潜り、鞍馬山散策は終了しました。
ざっと3時間半くらいでしたが、内容の濃い時間を体感いたしました。
色々と神社やお寺はまわっていますが、やはり鞍馬寺は独特の世界感があり、
鞍馬山は霊峰ともいわれていますが、どこか納得できるそんな山でした。
本殿まではケーブルもあるので、山登りがきついという方にもおすすめです。
ただ、歩くのは嫌いではない方は、九十九折などもありますし、ぜったい一度はケーブルを使わず登ることをおすすめします。
なかなか耐力を消耗しますが、ぜひ皆様行ってみてくださいね
京都府宇治市広野町西裏38−3
0774-41-7000
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